特別の教育課程実施状況等について
令和5年 6月 16日
令和4年度 特別の教育課程の実施状況等について
栃木県 |
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学 校 名 |
管理機関名 |
設置者の別 |
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足利市立北郷小学校 |
足利市教育委員会 |
公立 |
1.特別の教育課程の内容
(1)特別の教育課程の概要
本市全小学校において、平成15年度より取り組んできた英会話学習の内容と外国語活動・外国語科の内容を関連づけた独自の年間指導計画を作成し、「話すこと」「聞くこと」に特化した指導を行うことで、英語によるコミュニケーション能力の育成を図る。
必要となる教育課程の基準の特例については、「教育課程特例校編成の基本方針等について」を参照。
2.特別の教育課程の実施状況に関する把握・検証結果
(1)特別の教育課程編成・実施計画に基づく教育の実施状況
◉計画通り実施できている
・一部、計画通り実施できていない
・ほとんど計画通り実施できていない
(2)保護者及び地域住民その他の関係者に対する情報提供の状況
◉実施している
・実施していない
(3)自校における評価
職員のアンケート結果から
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大いに思う |
どちらかと いうと思う |
どちらかというと思わない |
あまり思わない
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英語によるコミュニケーションの基本的な能力の育成につながっていると思いますか。 |
27% |
59% |
14% |
0% |
英語に慣れ親しむことにつながっていると思いますか。 |
45% |
50% |
5% |
0% |
外国語や外国の文化に対する興味・関心が高まっていると思いますか。 |
18% |
64% |
14% |
4% |
(4)学校関係者による評価
<児童>
・学校評価の児童アンケート「英会話学習や外国語活動・外国語の授業は、楽しいですか?」の質問に「楽しい」等肯定的な回答が9割以上だったことから、英会話学習を楽しんで学習している様子が覗えた。
・学校評価の児童アンケート「先生や友達の英語を聞いて、だいたいの内容がわかりますか?」の質問に「分かる」「少し分かる」と回答した児童が9割を超えていたことから、学習している内容のだいたいを理解していることが分かった。
・学校評価の児童アンケート「英会話学習や外国語活動・外国語を学習して、外国のことでもっと知りたいことがありますか?」の質問に「たくさんある」「少しある」と答えた児童が7割を超えていたことから、英会話学習等を通して、外国の言葉や生活習慣・食べ物等に児童が関心をもっていることが分かった。
<保護者>
・学校評価の保護者アンケート「英語に慣れしたしんできていますか?」の質問に肯定的な回答が約8割だった。保護者も、児童が英語に慣れ親しんでいると感じている様子が覗えた。
・学校評価の保護者アンケート「英語の学習を楽しんでいますか?」の質問に肯定的な回答は 5割程度であった。
・6年生の保護者からは、「中学入学前に英語に力を入れてほしい。」等の意見が数件あった。英会話学習への期待が大きいことが覗えた。
3. 実施の効果及び課題
【効果】
・5.6年生の英語チャレンジDAYは、とても意欲的に取り組む様子が見られた。チャレンジDAY後、教室内でも英語を積極的に使う姿が見られ、興味・関心の高まりが見られた。
・ALTの先生が大切なフレーズを繰り返し使用する場面を設けてくださることで、児童が自信をもって英語を使い友達やALT・EAAの先生と会話する姿が見られた。
・ALTやEAAの先生に親しみ、英会話学習を楽しんでいる様子が見られた。
・校内で、ALTやEAAの先生方に進んで挨拶する様子が見られた。
【課題】
・学年があがるにつれて、英会話学習や外国語活動が「楽しくない」と回答する児童が増え、英会話等に対する苦手意識をもつ児童が増えている。
4.課題の改善のための取組の方向性
・低、中学年では1時間の授業の中に、歌や表現活動を取り入れ、楽しく慣れ親しむことができる授業プランを考える。
・大切なフレーズを繰り返し学習することで、自信をもって会話ができるような授業内容を今後も継続していく。
・タブレットを有効活用していく。
・英会話学習や英語チャレンジDAYの様子を保護者に発信し、児童が英会話学習や外国語活動・外国語の授業を楽しんで学習している様子を伝えていく。